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超音波式加湿器で風邪を引いた話

 直接の因果関係は不明ながら、たぶんこれが原因なんだろうという風邪を引きました。
 超音波式の加湿器です。
 本当のところ冤罪の可能性もゼロではないですが、加湿器をやめたら風邪が治ったので、今回はこれについてちょっとお話をしたいと思います。

超音波式加湿器で風邪を引いた

 冬場は毎年乾燥対策のために「加湿器」を使っています。 沸騰式を使っていたこともあるのですが、今年はちょうど超音波式加湿器が手に入ったので使っていました。

 1月のあるときから「とにかく咳が止まらない」感じになり、何が原因なんだろうと思っていろいろ探した結果として「超音波式加湿器」なのではないか?と行き当たりました。
 その理由としては

1.使うのをやめたら咳(せき)が収まった
2.内部をよく見てみたら雑菌のようなものが繁殖していた


というあたりですね。

超音波式加湿器は雑菌が繁殖しやすい

  そのこと自体は自分もある程度よく知っていました。 なので、使わない時には水を捨てて積極的に加湿器自体を乾燥させるということもしていました。
 それでも意外なところに原因が隠れていたようです。

意外な場所で繁殖していた雑菌

 自分の使っている超音波式加湿器は、浄水的な機能なのか本体に貯めた水が出ていくキャップの部分に「ビーズ」のようなものがあって、ここを通って水が出ていきます。
 今までまったくソコを気にしてなかったのですが、風邪を引いたときに徹底的に調べた結果、そこの「ビーズ部分」に「水垢」のような赤色のモノが出来ているのを発見しまし!

 空気中に広がる蒸気は全部そこを通って出ていくので、ある意味しっかり汚染されながら蒸気として出ていたのかもしれません。 ちょっと怖いですね。
加湿器の受け部分

 水をためる部分や、下側の受ける部分は普段からよく見て水垢のようなものができないように除菌シートやアルコール除菌スプレーをしたりしてこまめな手入れはしてたんですけどね。

意外な場所で繁殖していた雑菌

 意外な盲点、浄水機能のビーズが赤く変色していて、そこが汚染源だったようです。 自分の使っていた加湿器ではその浄水機能部分は個別に取り外すことができるので、要らなければ取り外してしまってもいいかもしれません。 なかのビーズだけをうまく洗うこともできないので、週に1回くらいのペースで「煮沸消毒」などしてもいいのかもしれないですね。
浄水フィルター 01

でも、自分の場合何度か煮沸消毒をしていたらプラスティック部分が変形してしまって取り付け不可能になってしまったので、もう要らないと思って捨ててしまいました。

予防策

 超音波式加湿器って、熱を使わないので電気代は安いのですが、「冷たい水を使うと部屋の気温が下がってしまいそう」という理由から「お湯を使いがち」な気もします。

 ですが、お湯を使うとこれがまた絶妙に雑菌の繁殖しやすい温度になるので、なるべく「冷たい水を使う」のが雑菌を繁殖させない予防策として有効です。

 まあでも、雑菌を気にしつつ怠けたい人は「沸騰式」か「気化式」の加湿器を使うことをおすすめします。 超音波式はとにかく小まめなお手入れが必要なのが面倒ですよね。

オマケの「タンクの水分取り」の方法

 簡単な話ですが、タンクの給水の穴から小さめのハンドタオル等を入れて、前後左右上下などに振ってタオルに水分を吸収させていくことで、かなりシッカリとタンク内の水分を取ることができます。

加湿器のタンクの水分をふき取る方法

 とにかく水の入れっぱなしなどは雑菌が繁殖する原因になるので、数時間使わないと思ったらこの方法で水分を取っておいたほうがいいと思います。

 吹き出し口や、タンクの「受け」部分もタオルなどでしっかりふいて水気を切っておいたほうがいいですね。



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