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2008年モデルのWindows Vistaマシン のCPUを交換しました。
・CPU交換
おっとその前に、あらかじめバッテリーとAC電源ははずしておいてくださいね。 できれば静電気対策も。
本体を裏返して写真の部分を開けます。 このモデルの場合は比較的簡単にCPUへアクセスできるのがいいですね。 工作などにちょっと自信がある人ならば簡単にできる作業だと思います。
まずはクーリング・ファンの3つのネジを取り外して、次にCPUまわりの4つのネジを取り外します。 うまく浮かしながら(本を開く感じ?)持ち上げていくと ヒートシンクを取り出せます。
今回は人様のパソコンということもあって、安全を優先しました。
元々が Sempron という シングルコアCPU (2GHz 65nmmプロセス・ルール) だったものを デュアルコアCPU (1.8GHzのデュアル・コア 90nmmプロセス・ルール) に交換。
Turion 64x2 TL56 というCPUが最近 (2012年2月時点)では2,000円くらいで手に入れることができるので、コストパフォーマンスはかなりイイと思います。
ちょっと動作がモッサリするVistaマシンがかなり快適に動くようになりました。 周波数的にはダウン・グレードっぽいけどシッカリ性能アップしてます。
このマシンは元々が65nmmプロセス・ルールのCPUを搭載しているので、発熱量などを考えつつ お金に余裕があれば Turion64 x2 TL-60 以上のCPUにしてもいいかもしれません。
エクイン(笑 Experience Index)でもCPUが 「4.1から4.7」 へ、そしてなぜかメモリ (RAM) が 「5.2から5.9」 へアップしました。
この数値のアップは、メモリ速度にSempronのCPUが追いついてなかったんでしょうね (ちなみに今使っているメインマシン Corei7 の CPUエクイン は 7.4 です)。
さすがにフルHDの動画はカクっとなっちゃうのはそのまま (これはグラフィックスがボトルネックなので仕方ない) けど、アプリケーションの動作や、ウィルス対策ソフトの定義ファイル更新とアプリケーション起動が重なるときなども効果を発揮してくれているようです。
CPU交換のついでにファンやヒートシンクに詰まったホコリなんかを掃除すると一層快適になると思いますヨ。
ということで、シングルコアからデュアルコアへの交換ならば十分にリーズナブルな換装になると思いました。 やっぱりマルチ・コアはイイ!
これが最初に入っていたCPU AMD Mobile Sempron
PS マルチ・コアCPUならば
HDDから、最近お手頃価格になってきているSSDに換装するのもいいかも。