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Panasonic 10年モノの ドラム式洗濯乾燥機の洗濯物が臭い、乾燥が終わらない、そんな場合の原因と清掃方法について

 2015年製のPanasonicの洗濯乾燥機を便利に使い続けています。 2025年の今、約10年モノの洗濯乾燥機ということになってきました。

 そして最近、ある時から急に「洗濯物を取り出すドアを開けたときにちょっとニオう」とか「乾燥フィルターを取り出した時に水滴がついている」ということが起こるようになりました。

 さらにその乾燥フィルターの奥の熱交換器のフィンのところを見ると「水が溜まっている」ようになってきました。

この原因は?

 「熱交換器のフィンの目詰まり」というのも「乾燥の時間が掛かる原因になる」のですが、今回のような「水が溜まる」の原因は別にあるように思いました。

 もう10年モノなので、壊れてもいいから(本当はイヤだけど)自分で修理しようと思い、いろいろなYouTubeの「修理動画」を見ていました。

 その中で、「背面の排水径路のホース(パイプ)がホコリで詰まる」ことにより「排水ができない」「ホコリの臭いが洗濯物に移ってクサくなる」という話がありました。 コレだ! と思いました。

 これが原因の場合、とても助かる点があります。 洗濯乾燥機の背面を開けてパイプのホコリ詰まりを取るだけなので、比較的簡単に誰でも清掃できるという点です。

原因を1つに絞って、作業開始

 それなりに洗濯乾燥機自体が重いので、力のある人が居たほうがいいかもしれません。

 背面下半分のカバーの 14か所のプラスねじを取ると、斜め上に持ち上げると 1枚の「金属カバーがパカっととれる」ので、これで「排水径路のパイプが見える」ようになります。

 取ったネジの位置を覚えておくのに、以下のような紙や段ボールなどを使ったボードを作っておくと便利かと思います。
取ったネジ用にボードを作ると便利

排水径路の詰まりをチェック

 ここで排水径路のホース(パイプ)が詰まっていなければ清掃の必要もありません。

 それでは見てもらいましょう、ウチの10年物の洗濯乾燥機の「排水径路のホース(パイプ)の詰まり」

排水径路が完全にホコリで詰まってます

 正直、ここまで完全に詰まってるとは思いませんでした。 全体の 3/4 くらいがホコリで詰まってました。

洗濯機の背面 排水径路と詰まり

 背面のかんたんなイメージ図ですが、全体的にUの字型になってる排水径路の 3/4 くらいが、外から見ても黒ずんでいて、ホコリで詰まっているのが分かりました。

 これをなんとかウチにあった直径7mmのホースを挿入して、掃除機でうまく吸引してホコリを取り除きました。

7mmパイプ

 ホームセンター等で切り売りしてます、こういうタイプのパイプというかホース。

清掃後

 とにかく詰まりが解消されて、洗濯・乾燥で出る水分がシッカリ排水されるようになりました。

ホースの詰まりが取れて、排水ができるようになりました

 その効果として感じたのが、洗濯・乾燥後に感じでいたちょっとイヤなニオイがまったく無くなった。 洗濯・乾燥時の音が若干静かになった。 乾燥フィルターに水がつかなくなった。 というあたりです。

 きっと全部、排水ができなかったことが原因だったのだと思いますね。

最後に

 洗濯・乾燥を使っているときに「何か今までと変わった気がするな」と思ったときの原因の1つとして参考になれば幸いです。

 10年使ってきたし、そろそろ買い替えかな? と思ってたけど、あと数年は使えそうな気がしてきました。
 安い買い物ではないので、できるだけ長く使いたいですよね。



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